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漂流 (吉村昭)[ひょうりゅう]
『漂流』(ひょうりゅう)は、吉村昭の長編小説。1975年(昭和50年)に『サンケイ新聞』で連載され、加筆訂正の後、1976年(昭和51年)に新潮社から単行本が刊行された。天明年間に船の難破で伊豆諸島の鳥島へ漂着し、12年に及ぶ無人島生活の後に故郷へ帰還した土佐の船乗り・長平の史実を基にした物語である。 「序」において、江戸時代の漂流者と比較する形でアナタハン事件(吉村は事件の当事者の一人から話を聞いている)や、横井庄一・小野田寛郎ら残留日本兵について触れている。 1981年に同名で映画化されている。 == 書誌情報 ==
*漂流(新潮社、1976年) ISBN 978-4103242123 *漂流(新潮文庫、1980年11月) ISBN 978-4101117089
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「漂流 (吉村昭)」の詳細全文を読む
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